A:シームシール剤での目止め処理が対策として有効です。
一部の生地を除き、多くのテントやタープの生地は防水コーティングが施しており、生地自体には耐水性があります。
しかし、縫製物であるため縫い目や接続部分には穴や糸が通っており、その部分を通じて浸水する場合があります。
それら縫い目の耐水性を補うため、可能な限り製造時にシームテープを施してはいるものの、 遮る能力にも限界があり、また構造的にテープ自体を施せない箇所もあります。
またシームテープ自体も消耗品であるため保管している間も日々劣化が進みます。
そのため、そのままでは雨天時に浸水してしまう場合があるため、 縫い目や吊り下げ用のフックやループなど生地の接続箇所には、試し張りの際に目止め処理を行うことを推奨しております。
弊社では特に指定のシームシール剤はありませんが、主にキャンプ用品店でお取り扱いがあります。